書店で書評サイト「千夜千冊」で知られる松岡正剛氏の「松岡正剛の書棚」というタイトルの本を見つけました。
ぱらぱらとめくっていたら、デヴィッド・ハーヴェイの著作が取り上げられていたので少々びっくりしました。
松岡氏によるコメントを読んでみると、ハーヴェイには「鳥の目、虫の目、人間の目」があるというようなことが書かれておりました。社会学などの隣接諸科学からの注目の方が大きく感じるハーヴェィですが、松岡氏の評価を読むと、やはり地理学者なんだと思いました。
帰宅して、ネット検索してみたら、「千夜千冊」でもデヴィッド・ハーヴェイの「新自由主義~その歴史的転回と現在」(David Harvay : A Brief History of Neoliberalism 2005)が取り上げられておりました。私が学生の時は、「地理学基礎論」を読むのにも時間がかかった記憶があるのですが、松岡正剛氏の場合は、短時間で読み終えてしまったのでしょうね・・・
翻訳本は、細かい所は気にしないで概要をつかむ感じで読んでもいいじゃないかと思います。気になったら、原書で確認すればいいわけですから・・・
興味を持たれた方は、「松岡正剛の千夜千冊 連環篇 1356夜」をどうぞ!